正直に言います。
30歳を過ぎたあたりから、鏡を見るのが嫌になっていました。
学生の頃はそれなりに動いていたのに、社会人になってからは運動ゼロ。気づけばお腹まわりにしっかり肉がつき、階段を上るだけで息が切れる。
「まあ、年齢的に仕方ないか」
そう自分に言い聞かせて、見て見ぬふりをしていました。でも32歳のある日、会社の健康診断の結果票を眺めながら、ふと思ったんです。
「このまま40歳になるのか、俺。」
その日の夜、スマホを手にTOKInoHEYAのホームページを開いていました。
「ジムって、怖くないですか?」
最初に正直な話をすると、私はジムというものが苦手でした。以前、大手のフィットネスジムに一度だけ行ったことがあります。体験入会というやつです。
広いフロアに並ぶ無数の器具。自信満々に動くマッチョな人たち。器具の使い方がわからず、ぼーっと突っ立っていたら、スタッフの方に「何かお探しですか?」と声をかけられて、恥ずかしさのあまり「大丈夫です」と言ってそのまま帰ってきました。
それ以来、ジムには縁がないと思っていました。だからTOKInoHEYAのホームページに書いてあった「完全個室・無人・誰にも会わない」という言葉が、ものすごく刺さったんです。
扉を閉めた瞬間、「あ、ここなら続けられる」と思った
予約した日、ドキドキしながらビルに入りました。
受付に人はいません。スマホで解錠して、廊下を歩いて、部屋の扉を開けて、閉める。
静かでした。
目の前に鏡と、スタイリッシュなAIマシン「ヒガトレック」が一台。それだけ。マシンの画面が立ち上がり、メニューが表示される。重さは自動で設定してくれる。やることを画面が教えてくれる。
「これ、私でもできる。」
その確信が、続けるための最初の一歩になりました。
1ヶ月目:「効いてる気がする」が、体はまだ変わらない
最初の1ヶ月は、週に2回ペースで通いました。トレーニング自体は1メニューたった2分前後。「こんな短時間で本当に意味あるの?」と半信半疑でしたが、終わった後の筋肉の張り感は本物でした。普段使っていない筋肉が、悲鳴を上げている感じ。
体の見た目は、この時点ではまだ変わりません。でも一つだけ変化がありました。朝、ベッドから起き上がるのが、なんとなく軽くなった気がした。些細なことですが、それが続ける理由になりました。
2ヶ月目:服の着心地が、変わり始めた
2ヶ月目に入ったころ、なんとなく気になることがありました。いつも着ているシャツの肩まわりが、少しだけ窮屈に感じる。お気に入りのジャケットの背中が、前より張っている気がする。
体重計の数字はそんなに変わっていないのに、体の形が変わっていたんです。脂肪が減って筋肉がついてくると、体重が変わらなくても見た目は変わる。頭ではわかっていましたが、実際に自分の体で感じた時の驚きは格別でした。
この頃から、週2回が週3回になっていました。義務感じゃなく、行きたいから行く、という感覚で。
3ヶ月目:同僚の一言が、すべてを変えた
3ヶ月目のある月曜日の朝。いつも通り会社に行き、デスクに向かっていると、隣の席の同僚に声をかけられました。
「田中さん、なんか変わった?なんかした?」
「え?」と聞き返すと、「なんか、シャキッとしてるというか、顔が違うというか…」と言葉を探していました。
その言葉を聞いた瞬間、3ヶ月間の全部が報われた気がしました。体重は開始時から4kg減。それよりも、姿勢が変わった、顔色が明るくなった、と複数の人から言われるようになりました。自分では毎日見ているので気づきにくかったのですが、3ヶ月という時間は確かに体を変えていたんです。
TOKInoHEYAでなければ、続かなかったと思う理由
振り返ってみて、私が3ヶ月続けられた理由は明確です。
個室だから、全力を出せた。誰にも見られないから、情けない顔でもうめき声を上げても気にしない。それが追い込める環境を作ってくれました。
AIが全部考えてくれるから、迷わなかった。「今日は何をすればいいか」「重さはどのくらいか」を一切考えなくていい。ただ、来て、マシンに向き合うだけ。
短時間だから、言い訳ができなかった。1メニュー2分。合計でも30〜40分あれば全身できる。「時間がない」が言えない仕組みが、継続を後押しした。
24時間だから、どんな日でも行けた。残業で帰りが遅くなった日も、夜11時に予約してそのまま直行。「今週は行けなかった」をなくしてくれました。
「まだ遅くない」を、体で証明できた
32歳、運動歴ゼロ、筋トレの知識もゼロ。そんな私でも、3ヶ月で確かに変われました。
「もう年齢的に無理かな」「続けられる自信がない」という気持ち、すごくわかります。私も同じでした。でも今思うのは、始める前の一番の壁は、体力でも知識でも時間でもなく、最初の予約ボタンを押すかどうかだったということです。
あの夜、スマホを手に取って予約したあの瞬間が、今の自分につながっています。あなたの「何かした?」は、きっとそこから始まります。
